不動産投資において、個人が投資物件を購入し、行う場合と企業が投資物件を購入し、行う場合があります。企業の場合、不動産投資をする目的は、企業資産運用や法人税対策など色々な側面があります。企業が所有して不動産は昨今、「CRE(Corporate Real Estate)」と呼ばれ、企業が保有している不動産の有効活用、最適化における活動を「CRE戦略」と呼びます。
CRE戦略の着眼点として、大きく3つの問題点をかかえている場合が多く見受けられます。それは、「所有している不動産の情報管理が出来ていない」、「所有している不動産の活用度を測る指標がそもそもない」、「良いPDCAサイクルを回せていない」というケースがあります。特に、設立の長い老舗の企業に多いのですが、そもそも自社で現在保有している不動産の価値を理解していない場合がありますので、まずはそれを理解することをお勧めします。
企業所有の不動産を正確に評価する活動を「デューデリジェンス(Due diligence)」と言います。これは、通常の不動産取引における不動産鑑定評価や、重要事項説明とは異なり、企業保有の投資物件の「市場調査」、「キャッシュ・フロー計算」、「リスク分析」、「権利関係調査」、「収益性調査」など、非常に細かな部分まで行う専門性の高い調査です。こちらは、より経験値の高い不動産会社でなくては出来ない高度なものとなりますので、良い不動産会社を選ぶことが、非常に重要となります。